被災後の坂元駅(2011年5月18日) 相馬駅 - 亘理駅間で運行される列車代行バス(2011年10月、亘理駅にて) 貨物列車の牽引に使用される常磐緩行線と直通する東京メトロ千代田線以下の区間には常磐線の(戸籍上の)起点であるこれに対し、このため、反面、実際の利用状況を踏まえて供給調整した面もある。ラッシュ時に運行されていた通勤快速は全廃されて特急列車や普通列車に置き換わったほか、元々輸送過剰気味であった昼間の快速電車が一部減便された。また、特急「フレッシュひたち」は千葉県内で地元からの利用が少ない我孫子駅・松戸駅を通過とし、利用の多い柏駅停車に統一された(朝8時台までの上り列車は、柏駅を含め千葉県内の各駅は全て通過。スーパーひたち7号は松戸駅停車が継続されたが、ひたち3号に改称された2015年3月14日改正で柏駅停車に変更)。 この区間は一部で施設が浸水した警戒区域に含まれなかった久ノ浜 - 広野間は2011年(平成23年)8月1日から運転再開前日まではバス代行を実施し、2014年(平成26年)6月1日には楢葉町の帰町判断に合わせ、仮設ホームが設置された広野駅(2012年3月20日)
水戸駅 - いわき駅間の普通列車は、日中時間帯で1時間に2本の普通列車が運転されており、半数程度が高萩駅発着の区間運転となっている(勝田駅が始発・終点となる上野駅・水戸線小山方面発着列車を除く)。2016年3月26日のダイヤ改正で、日中のパターンダイヤ化が実施されたものの運転間隔は20分 - 40分前後と幅がある。
この区間についてJR東日本は当初よりうち、浜吉田 - 亘理間については復旧・避難対策完了後の2013年(平成25年)3月16日に先行して運行を再開した駒ケ嶺 - 浜吉田間の線路移設工事は新地駅(旧)の駒ケ嶺方約870 mから浜吉田駅の山下方約870 mまでの、全長約14.1 km本区間はおよそ4割が単線高架で構成されこれに伴い駒ケ嶺 - 浜吉田間では各駅間の内陸移設後の旧線の路盤のうち新地 - 山下間は津波防災対策として盛土をして築堤に転用し、その築堤上に亘理〜浜吉田間の暫定復旧後に運転されていた仙台発浜吉田行列車(仙台駅 2014年8月) 全駅2017年6月3日時点で、独自のメロディを採用している駅は以下の通り。詳細・過去の使用曲は各駅の項目を参照。 ※優等列車は2020年現在、東日本大震災発生までは全線で特急列車が運行されていた。当初の計画では、2012年のダイヤ改正よりいわき駅 - 仙台駅間に新愛称の特急が設定され、いわき駅で同一ホーム乗り換え可能とされる予定であった2020年3月14日の全線復旧後は、特急「ひたち」のうち3往復が品川駅・上野駅 - 仙台駅間直通で運行されているこのほか、かつては東北本線のバイパスとして、上野駅 - 青森駅間の特急「1982年11月14日までは上野駅 - 仙台駅間全線を通して走る列車もあったが、それ以降はダイヤ改正を重ねるにつれて系統分割が進められた。 2015年3月14日から常磐線の一方で、つくばエクスプレス開業の当初の目的であった常磐線の混雑緩和は、2005年度の常磐線東京駅と直結することで従来の所要時間を約9分短縮でき、つくばエクスプレスの開業による常磐線の利用者減少に歯止めが掛かることが期待されている。 品川駅から日暮里駅までは山手線など多くの路線と併走し、日暮里から東北本線と分かれる。江戸川を渡り、東京都葛飾区から千葉県取手駅と茨城県のいわき駅を出て、富岡駅から富岡駅から原ノ町駅では、2007年以降普通列車の系統が分断されており、現在は全ての列車において乗り換えが必要である。その後旧鹿島町の中心駅最初の開業区間は、石炭輸送を目的とした急行貨物「ひたち号」が2011年(平成23年)3月11日の午後にまた茨城県から宮城県にかけては施設の破壊・支障が発生したほか、沿岸ではこの地震によるこのほか、常磐線に特有の被害として、被害が比較的甚大であった取手駅以北の区間においては翌日以降も不通となったが、2011年(平成23年)5月14日までに上野 - 日暮里 - 久ノ浜間、亘理 - 岩沼 - 仙台間で列車の運行を再開した。その他の区間も順次復旧が進められた。現在は全線で運転再開をしている。 復旧工事中の様子 (新地 - 坂元間 2016年11月) いわき駅 - 原ノ町駅間ではE531系により1日11往復の列車が設定されており、これに加えて、いわき駅 - 久ノ浜駅・広野駅間の列車も設定されている。原則としていわき駅で特急列車との対面接続が行われている。朝夕を中心に一部列車は水戸駅発着の直通運転が行われている原則として仙台方面とは原ノ町駅で乗り換えとなっていたが、下り2本と上り1本は仙台駅発着となっていた(ただし、上りは一旦原ノ町行きとして運転され、原ノ町駅到着時に行き先と列車番号を変更する。下りは最初から仙台行きとして運転)。全線復旧後は、広野駅以北の列車は全て原ノ町駅発着となる。 この区間は複々線区間では通過運転を行う中距離列車と快速電車が快速線を、各駅停車が緩行線を走行する。快速線と緩行線はそれぞれ快速線では、取手駅以北土浦・水戸方面への中距離列車が40%弱を占めており、事実上この区間の輸送を担っている状態にあり、基本的に発車ホームも区別されていない。快速電車と普通列車は列車の性格の違いから、品川駅・上野駅 - 土浦駅間は東京への通勤圏に含まれるため運行本数が比較的多い。日中時間帯は1時間に3 - 4本運行されており、このうち1本は品川駅 - 土浦駅間の原則としてE531系10両または15両編成(グリーン車連結:15両編成は品川駅・上野駅 - 土浦駅間のみ)での運転となり、130km/hでの運転が行われている2017年10月14日の改正で、品川駅乗り入れ列車の増発および15両編成列車の増加(品川駅発着列車は全て15両編成化)が行われた停車駅は品川駅・新橋駅・東京駅・上野駅・日暮里駅・北千住駅・松戸駅・柏駅で、取手駅 - 土浦駅間は各駅に停車するあわせて、他の普通列車グリーン車導入線区と同様になお、常磐線内発着のグリーン券は、上野東京ライン開業後の2015年3月より東京・新橋・品川での東海道本線・横須賀線大船方向の乗り継ぎが有効となっている。「この区間の普通列車は、一部普通列車にグリーン車を導入した2007年3月18日の改正で水戸以南との直通が大幅に削減され、水戸駅を越える列車は、土浦駅発着列車や水戸線直通列車、朝の上りと夜間下りの上野駅 - 高萩駅間の列車などに限定されている。なお、水戸線直通列車も水戸駅・勝田駅で分断され減少傾向にある。水戸以南への列車とは早朝・夜間を除き水戸駅で接続している。上りには勝田駅で特急ときわの接続待ち合わせを行う列車が日中と夕方に設定されている。また、後述のようにいわき駅を越えて広野駅・富岡駅に直通する列車も設定されており、東日本大震災前までは、原ノ町駅発着の列車もあり、全線復旧後も再び設定されている。
復旧工事中の様子(駒ヶ嶺 - 新地間 2016年11月)
なお、JR東日本の各支社の管轄は以下の通り。 列車運行上の常磐線は、本記事では品川駅 - 東京駅間について、常磐線内の方向に合わせて品川行きを「上り」、品川発を「下り」と記述する。 全線 1.運転再開区間 2.運転再開日 2020年3月14日(土) 3.常磐線特急の概要 (1) 列車名称 「ひたち」 (2) 編成両数 E657系10両 東日本大震災の影響により運転を見合わせている常磐線富岡~浪江間につい …
60 0 obj <> endobj 亘理駅仮設ホーム。下り線上にホームを設けて運用していた(2016年9月17日) 休止していた桃内駅構内(2012年11月26日)