大学二年生の濱野毬絵は同棲中の彼氏・裕太の前から突然姿を消し、彼女は南の島・トンガにいました。着けばどうにかなると思って無計画に来たものの、空港ですでに困ってしまいます。するとゲストハウスを経営する尚美から声を掛けられ、彼女のゲストハウスに泊めてもらうことにします。尚美の案内でトンガを見て回り、同じ宿には杏子と花恋という日本人も滞在していました。 彼女たちと知り合ってからは、ゲストハウスで運転手をするトニーを含めた四人で観光をすることに。しかし、毬絵には … 5年に亘って紡がれた「楽園」「約束」「太陽」「絶唱」を収録する湊かなえさんの最新作『絶唱』。湊さんの作品を愛読してきたという三人の書店員さんに、その魅力を存分に語り合っていただきました。(かつま・じゅん MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店)ミナト・カナエ1973(昭和48)年、広島県生まれ。2007(平成19)年、「聖職者」で小説推理新人賞を受賞。翌年、同作を収録する『告白』が「週刊文春ミステリーベスト10」で国内部門第1位に選出され、2009年には本屋大賞を受賞した。2012年「望郷、海の星」で日本推理作家協会賞短編部門、2016年『ユートピア』で山本周五郎賞を受賞。2018年『贖罪』がエドガー賞候補となる。他の著書に『少女』『Nのために』『夜行観覧車』『母性』『望郷』『高校入試』『豆の上で眠る』『山女日記』『物語のおわり』『絶唱』『リバース』『ポイズンドーター・ホーリーマザー』『未来』『ブロードキャスト』、エッセイ集『山猫珈琲』などがある。2019/07/01湊かなえ/著605円
1,540円発売日:2015/01/22悲しみしかないと、思っていた。でも。死は悲しむべきものじゃない――南の島の、その人は言った。心を取り戻すために、約束を果たすために、逃げ出すために。忘れられないあの日のために。別れを受け止めるために――。「死」に打ちのめされ、自分を見失いかけていた。そんな彼女たちが秘密を抱えたまま辿りついた場所は、太平洋に浮かぶ島。そこで生まれたそれぞれの「希望」のかたちとは? “喪失”から、物語は生まれる――。 湊かなえおすすめランキング ヒトコト感想 「山女日記」が、登山を通して女性の心理を描いていたのに比べ、本作では南の島を訪れる女性の心理を描いた連作短編集となっている。 秘密を抱えたまま、逃避の意味で南の島へやってきた女性たち。
湊かなえ『絶唱』、読みました。トンガへ行きたくなりました。短編集なので、区切りが付けやすいです。読み耽っているうちに夜が明けてしまうことが恐ろしい私にも読みや…
『絶唱』(湊かなえ) のみんなのレビュー・感想ページです(241レビュー)。作品紹介・あらすじ:絶唱,湊かなえ著は阪神淡路大震災の後を舞台にした小説。大震災を体験した人々にはいろいろな人がいます。亡くなってしまった人、大切な人を亡くしてしまった人など様々です。 南の島にいる、その人は言った。 「悲しみしかないと、思っていた。でも、死は悲しむべきものじゃない。」 五歳の時、雪絵は双子の妹の毬絵を亡くした。 毬絵の「死」に絶望し、己を見失いかける雪絵。 いつも脳裏に浮かぶのは、最後に見たあの人の顔、二度と消せない自分の言葉、守れなかった小さないのち…。 心を取り戻すため、約束を果たすため、逃げ出すため、忘れられないあの日のため、そして、別れを受け止めるため。 そんな様々な想いとある秘密を抱えたまま、雪絵たちは太平洋に浮かぶ島 … 5年に亘って紡がれた「楽園」「約束」「太陽」「絶唱」を収録する湊かなえさんの最新作『絶唱』。湊さんの作品を愛読してきたという三人の書店員さんに、その魅力を存分に語り合っていただきました。 人は誰かを助けられる. 湊 かなえ『絶唱』の感想・レビュー一覧です。ネタバレを含む感想・レビューは、ネタバレフィルターがあるので安心。読書メーターに投稿された約1622件 の感想・レビューで本の評判を確認、読書記録を管理することもできます。
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