それに対し国語で課される文章は難しいものが多く、すんなり頭に入ってきてはくれません。だから、日頃簡単な文章にしか触れていなければ、それをたくさん読んでいたとしても点の取れる国語力に直接はつながらないのです。(それでも読書ゼロよりはかなりマシですが。)
国語ができるようになるにはたくさん読書をすること。これは私が子供の頃には既に言われていたことです。ですから実際にはもっと前から、つまり半世紀以上前から言われていたに違いありません。もっとも最近は読書離れが進みすぎて、むしろ言われなくなっているのでは、という気もします。 センスというと漠然としていますが、私が考えるに、登場人物の心の動きを自然と感じることができる力だと思っています。感受性が強く豊かな心を持っているイメージです。 今回は「精読」と「速読」の違いや、やり方についてご紹介します。 最後の方で「超精読」もご紹介しますが、上の方も読み飛ばさずにしっかり読んでみて下さい。 もしかしたら新たな発見があるかもしれません。 精読とは? ですからできることなら、教科書などの授業で扱う教材を授業がある毎に、少なくとも1回以上読んで理解を深めていくべきでした。残念ながら息子の中学の頃は、国語の授業の効能についてそこまで考えていなかったので、対策は試験1週間前からスタートです。 読書で国語力を上げようと思えば、やはり重厚感のある文章を読む方が良いに決まっています。それにはやはり文学が最適ということになるでしょう。名だたる文学作品を数多く読んでいるのに、国語が苦手だという人はおそらくいません。
はっきりしているのは、読書から離れてしまった現代人が読書だけで国語力をつけるのは大変困難だということです。生来の国語センスも関係してくるでしょうが、膨大な量の読み応えのある読書が必要になってくるからです。 国語力を伸ばす勉強法.
論説文なら、順番に読み進めながら要約をしたり主張の中身について吟味していきます。物語文なら、場面毎に背景や人間関係をはっきりさせ、人物の気持ちを考えていきます。そして各々の意見を交換して理解を深めていきました。 読解問題で読み取らなくてはいけないことは「筆者の言いたいこと」さえ分かってしまえばあとは簡単です。各段落がどんな役割をしているのか?を考えて必要であれば不要であれば読み飛ばしてしまえばいいのです。では何が必要で何が不要なのか?また、物語文では文章全体で考えると長くて分かりにくいためまずは段落単位で考えます。なお、ここで言う段落は形式段落のことです。物語文でも同じです。一言で言うとどんな場面(誰が何をしてどう思った)なのかということをまとめていくとテストなどでも場面を簡単にまとめることができ物語の筋が分かりやすくなります。段落をひとことでまとめていくと、必要な段落と不要な段落に分かれていきます。説明(論説)文で例に取ると「○○についての具体例」といったまとめになった段落です。物語文であれば「場面説明」などがこれに当たります。こういった段落は筆者が言いたいことを細かく説明するためであったり、話と話のつながりをスムーズにするために使われていたりするため話の本筋からいえばそれほど重要な段落ではありません。しかし、内容としては分かりやすいためお子さんの頭の中に印象深く残りがちです。そして、この段落に書かれている言葉が選択肢に含まれていると印象に残っているため、つい選んでしまうということが起こってしまいます。文章の内容を理解するとともにそういったことを避けるためにも必要な段落と不要な段落を普段、勉強しているときから確認してチェックするようにしてください。必要な段落だからといってそれらすべてが必要なわけではありません。段落ごとに役割が存在します。説明(論説)文なら「話題提供」・「主張」・「理由」などですし、物語文なら「主人公の性格」・「物語前半での心情」・「大きな出来事」・「変化後の心情」などになります。その役割を果たすために重要な文がかならず存在しますので、それがどの文なのかを見つけて選び出していくことが読解問題では重要になります。重要な文をつなげて読むとその文章の論理構成や物語で伝えたいことになるので文章を読んでいく時には段落ごと、文ごとに強弱をつけて読んでいくようにしてください。 結論から申し上げると、読書をすれば国語力はプラスの方向に向かいます。少なくともマイナスにはならないでしょう。 投稿日:2018年2月19日 更新日: 2018年4月23日.
小学生と中学生が、物語・小説や、随筆・論説文・評論文・説明文を多読・精読するやり方を述べます。物語・小説の多読の効果は、第一に活字に慣れることです。本を読むのが苦手な子でも、好きなジャンルの物語や小説なら、読み進めることができるでしょう。ここで気をつけねばならないのが、物語や小説が好きではない子もいるということ。「実際にあった話ではないのに、何が面白いの?」「他人があれこれ、頭の 中で作ったことを追いかけて何になるの?」そう考えている子も少なからずいます。彼らは国語が苦手なわけではなく、文章の理解力がないわけではありませ ん。ただ興味がないだけです。こういった子に物語・小説の多読を行わせる必要はありません。自然科学や社会学といった学術系の本で読みやすいものを読むと いいでしょう。物語や小説文を読むのが好きな子でも、説明文や論説文などの一般的な本を苦手という人は多いです。物語や小説文だけの読書はある程度までは読解力は伸びてもそれ以上はいきません。中学入試でいったら、日大、駒沢大、専修大などに合格者をそこそこ出す程度の、中高一貫教育の中学校に合格できるかなというぐらいの位置です。短編小説や参考書、問題集んほ掲載文で精読を行うのですが、語句の意味をきちんと調べます。1つは、語句の意味を調べることです。説明的文章は日常生活で使わない語が多く用いられるのでこの意味調べは重要です。 私の妻がそういうタイプの国語強者でした。現代では絶滅危惧種となってしまった「趣味が読書」という少女時代を過ごし、文学からライトなものまで幅広く読んでいたようです。明治期の文豪もたくさん読んだそうですから、そりゃ国語も強くなる道理です。 文章理解には知識が不可欠 国語が苦手な原因として語彙力不足ということをよく言いますが、それ以上に知識不足というのも大きな要因として挙げられるのではないかと思います。持っている知識の量は文章の理解度に大 ... 前半で国語の力をつけるための考え方を、後半では定期試験で点を取るために実際にとった対策について述べていきます。
もちろん最終的には授業でとったノートを参考にします。ノートは国語の先生の板書なので、参考というよりは答えに近いものです。息子の学校の国語の先生は、私などが偉そうに評価するのは失礼ではありますが、良い授業をしてくださっていたようでした。先生の見解にはとても信頼が置けたので、安心して議論をすることができました。
このようなやり方をすることで、テストの場でも最終的な入試の場でも優先順位を決めて解く力がついてきます。 「問題を先に読む」は要注意 先に設問に目を通しましょう、と書いた参考書などがありますね。 これは絶対的な間違いではありません。 精読を制すれば、英語を制する。 こう言っても過言でないほど、精読は重要な英語勉強法です。 精読はとにかく丁寧に文章を分析してゆくことが最大のポイントですが、具体的にはどのようなやり方で取り組めば良いのでしょうか。 中学受験の合否は国語で決まる!読解力を上げる勉強法
精読力を身につける方法 .
中学受験の長文問題はほんとに長い難関中学校の国語の入試問題には、超長文ともいえる文章が出題されます。国語が難しいことで知られる桜蔭中学では、全ての問題の文章量を合わせると8000字にもなると言われています。小学生が1分間に読める文字は、平均 読書家になることが難しいなら、難解な文章を読み込んで国語力をつけるしかありません。いわゆる精読という方法です。これなら数をたくさんこなさずとも読解力をつけることができます。 そうやって国語力をつけた後に、制限時間内に解く練習をすれば良いのです。そしてその練習は模試と受験期のみで十分だと思います。 試験で聞かれそうな問題を考えたりしながら読み進めていくのは、思い返せばなかなかに楽しい時間だった気がします。 100%理解が目標ですから、わからない単語はひとつもあってはいけません。必ず辞書で調べます。普段ならだいたいの意味のあたりを付けて読み飛ばすような語句も、しっかりと調べて完璧に理解します。これは時間さえかければできます。語彙も豊富になって一石二鳥です。 基本的には読書量が多ければ多いほど活字に慣れるはずです。しかしながら現実にはそううまくはいきません。 一人で精読した後は、クラス全体で音読をします。漢字が読めていない場合もあるので、漢字の読み方を確認します。 音読のやり方はいくつかあります。1人1文を読む、段落ごとに読む、会話文の場合は役割を与えて読むやり方です。 ここまで読んでくださり、どうもありがとうございました。 Copyright© 国語の達人 , 2020 All Rights Reserved. 心情の種類は大まかに喜怒哀楽の4つです。もちろん、もっと細かく分けることも可能ですが、私は逆に減らして2つとして考えました。喜と楽は陽気な方向なのでプラス、怒と哀は陰気な方向なのでマイナスです。 読書をしない現代の子供が目にする活字媒体は、主としてスマホ等のネット内の文章です。感心なことに文庫本を読んでいる子でも、主力はライトノベルだったりします。それらの文章はだいたい平易です。読みやすくないと読んでくれないからです。(骨太のラノベは探せばあります。) 試験でもなければ一つの文章をじっくりと読み込んでいくことはそうそうありません。だから定期試験は国語力をつける大きなチャンスなのです。 カテゴリー一覧ガイド関連All Aboutサービス・メディア 文章が載っている教科書などをコピーし、各自持って読み込み、その上で議論していきます。 意味がすべて分かれば次に、論説文なら筆者の言いたいことが何なのかを見つけます。この文章をひとつの文で言い表すとするなら何か、ということを考えて要約文を作っておきます。
そのようにして全体を俯瞰できるようになったとき、読解力はその文章の分だけ確実にアップしています。次に同等の文章を読む場合に、そのアップした分だけ読む能力が向上しているはずです。これは地道なようで意外と即効性のあるやり方です。 中学での国語の勉強の仕方がわからないという話はよく聞きます。そこで今回は我が家流の国語対策についてお話ししたいと思います。 前半で国語の力をつけるための考え方を、後半では定期試験で点を取るために実際にとった対策について述べていきます。 物語文の方は論説文と違って、話の内容は分かるけど問題が解けない、ということが多くあります。読書量が活きてくる割合が高くなるのは物語の方で、センスがあると苦もなく解けることがあります。
精読リーディングの具体的なやり方、方法は? 具体的な精読リーディングの学習ステップを公開します。 私は英語を勉強した時もスペイン語を勉強した時も このステップで取り組んだことで 各語学力が総合的にかなり伸びました。 1、リーディング学習のための教材を用意する(必ずcd
最低限の速読力をつける 国語のテストで点数が取れない1つの原因として文章を読む速さが遅いということがあげられます。テストという限られた時間にも関わらず文章を読むことに多くの時間がかかってしまうために答 ...