契約書は、お互いの信用の上に作成されるべきもので、誤解を招くような曖昧な追記や削除、訂正にならないよう気をつけます。数字を追記する場合は、漢数字を使用するなど正しいやり方で訂正しましょう。 訂正に使用する数字は漢数字か大字が望ましい; 契約書の捨印は取り扱いに注意が必要; 契約書訂正覚書を作成する際の収入印紙の有無を確認 ID非公開さん2005/10/14大字(だいじ)は、単純な漢数字を代用するために用いる数字の一種。大字に用いられる字は定まっており、元の漢数字とは音が同じで意味が異なる漢字を転用する。 2005/10/14壱、弐、参、肆、伍、陸、漆、閉じる1〜4件/4件中 ビジネスシーンで作成、使用することもある契約書ですが、押印後の正しい訂正方法を知っていますか?訂正印で訂正できる契約書もあれば、作り直した方が良い契約書もあります。訂正時の記載の方法や、訂正印の押し方など、契約書の基本的な訂正方法をご紹介します。 契約文言について、例えば「第13条」を「第15条」に訂正する為、 契約書の欄外に「 字抹消 字加入」と記載して、双方で 捺印する訂正方法を取る場合、2桁の数字は「1字」としてカウント すべきなのか、 … カテゴリ:電子契約書昨今は、契約書もWordで作成することの方が圧倒的に多いでしょう。しかし、署名した後に訂正や追記するということはよくあるのではないでしょうか。仕事をする上で契約書の追記や訂正の方法は、常識として知っておく必要があります。そこで今回は、契約書の追記や訂正の正しい方法について説明します。契約書の追記や訂正の方法を知りたい人は、この記事を参考にしてください。 目次ここでは、契約書作成後の正しい追記や訂正の方法を説明します。契約書を追記・訂正・削除する場合は、間違えたところを二重線で訂正し、訂正印を押します。その際に使用するべき印鑑は、契約書に押した印鑑と同じでなければいけないので注意しましょう。また、間違えた場合は、間違えた人だけが押すのではなく、契約者全員が押す必要があります。契約書の文字を追記したいときは、以下の方法で追記します。 ①追記したいところに「V」や「>」を記します。手書きで追記するので、形にこだわる必要はなく、追記する場所がしっかり把握できることが大切です。②記号の形が開いているほうに、文字を追記します。例えば「V」の記号であれば、この記号の上に文字を記入するということです。③契約書の追記を、当事者双方が認めていることを表すために、契約者双方の印鑑を押します。押印の場所は、追記した文字のすぐ側です。同じ行の上下どちらでも構いません。 まず削除の方法から説明します。 ①削除する文字の上に二本の線を引きます。線の本数は決まっていませんが、削除する文字が見えるように、また削除されていることが一目見てわかるように二本線が良いでしょう。②削除したことを確認した契約者は、押印を施します。この場合も、当事者全員の押印が必要で、押印場所は削除した場所のすぐ側です。③「削除◯字」と削除した文字数を余白に記入します。記入場所は、押印場所の側です。これで、何文字削除したかが、後から見てもすぐにわかります。 訂正は、まず削除の方法で文字を削除し、追記の方法で文字を追記することで訂正できます。この場合も当事者全員の押印が必要です。 契約書内に追記するときの正しい方法は、上述したとおりです。ここでは、追記するときに気をつけるべき点について説明します。数字を追記や削除する場合には、書き方に気をつけます。なぜなら、「◯字削除」「◯字加入」とすると「◯字」の前に数字を足すこともできるからです。このような時は「削除◯字」「加入◯字」と記入しましょう。また数字の書き方ですが、通常、算用数字ではなく漢数字を用います。算用数字より漢数字のほうが書き換えが難しく、改ざん防止になります。例えば数字の「1」ですが、簡単に「4」と書き換えることができます。漢数字であっても「一、二」は書き換えが容易なので、「壱、弐、参」などど記入します。契約書はお互いの信用が大事ですから、曖昧な表現にならないようにしっかりと正しい方法で追記や訂正を行いましょう。 それでは、電子契約書の場合は、どのように追記や訂正をするのでしょうか。電子契約書の利用は、今後も増えていくことが予想されるので、ここで詳しく説明します。電子契約書は、ブロックチェーンなどの最新の技術が使われるため、改ざんなどのリスクが低いことが1つのメリットです。しかし反面、当事者であっても、一度合意締結した契約書を後から追記や修正したりすることはできません。なぜなら、一度送信した契約書には電子署名が施され、契約書が改ざんされていないということを証明しているからです。電子契約書を締結した後に追記や訂正をする場合は、訂正の覚書を作成する必要があります。書面契約書のような柔軟な対応は難しいところがありますが、訂正の覚書を作成することで追記や訂正は可能です。契約済みの書類を削除する場合は、契約解除の覚書を作成します。契約書の場合、当事者の一方が破棄してしまうリスクが考えられ、そのような場合に契約解除の覚書を作成することで対処します。 契約書は、お互いの信用の上に作成されるべきもので、誤解を招くような曖昧な追記や削除、訂正にならないよう気をつけます。数字を追記する場合は、漢数字を使用するなど正しいやり方で訂正しましょう。電子契約書において、訂正や契約解除をする場合は、覚書を作成することで対応可能です。書面契約書のような柔軟さには欠けますが、インターネット上で解決できるため文書のやり取りなどの煩雑さはありません。書類の作成から締結まで、インターネット上で完結する電子契約書の導入を考えてみてはいかがでしょうか。 電子契約を導入するなら知っておこう!気になる電子署名法の中身契約書だけじゃなく請求書も電子化できる?メリットや注意点を解説EDIを導入するなら事前にメリットや注意点を知っておこう!電子契約とEDIは何が違うの?それぞれの特徴を徹底解説! 漢数字の 大字 ( だいじ ) とは、一、二、三、十などの漢字が書き換えられてしまったりしないように使われる漢字です。 つまり、 改竄 ( かいざん ) されないように使われます。 また、金銭を表記する際などの、改まった書き方をする場合などにも使われます。
IDでもっと便利に 賃貸契約書を作成することになりました。 アラビア数字ではなく、漢数字を使用する方が望ましい(改ざん防止の為)と聞いたことがあります。 そこで、お伺いしたいと思います。 Q1.次の表記で適切なのは、どの表記でしょうか? 正式な契約書などで使う漢字の数字の十まで知りたいのですが、知ってるかた教えてください。壱、弐、参・・・十までお願いします。