検索したいワードを入力してください「いたします」は基本的な敬語です。「話し言葉」と「文字言葉」の正確な使い方で「いたします」を覚えましょう。そしてこれを使いこなせれば、ビジネスシーンもぐっと違ってくるでしょう。今回は詳しく例文も交えてご紹介いたしますので、ぜひマスターしてください。初回公開日:2018年07月23日更新日:2018年07月23日記事に記載されている内容は2018年07月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。日常、友達との会話や連絡メールではそれほど「言葉使い」を気にすることはないでしょう。しかし、社会人としてビジネスシーンにおいては、それでは一人前とはいえません。敬語について説明してきましたが、「いたします」の場合、ひらがなを漢字で表記した場合「致します」となります。会話の場合には問題ない言葉です。ビジネスシーンにおいては「メール」や「手紙」などといった「文字」で相手に伝えなければならない場面が、数多くあります。そんな場面で間違えてしまわないように、しっかりと理解してください。パソコン変換で文字打ちしていると、多種多様に同音異語の感じ表現が出てきます。「いたす」と打ち込むと「致す」「いたす」「イタス」などが出てきます。この一つ一つの本来の正確な意味を知らないと、大変な状況になることも起こってしまいます。ビジネスシーンでは、「よろしくお願いいたします」「失礼いたします」など、「○○いたします」といたしますの前につく文章としてあります。漢字表記で書き表す場合には「致す」は「届くようにする、至らす」という意味がありますので、「いたします」の「いたす」は動詞としての意味があります。「不徳の致す」の場合の「致します」は、そのことが原因で、よくない結果という意味が含まれています。反対に「よろしくお願いいたします」の「いたします」は、補助動詞「する」の謙譲語と丁寧語を組み合わせているので、正しい用法です。「送付」とは「送り付ける」という意味があります。「留意いたします」は、上司など目上の人に対しての、忠告やアドバイスなどの場合や、柔らかく伝えたいという場合に使用します。「連絡」という場面での言い回しは「連絡いたします」です。「お願いする」は、「願い」は動詞で「お願い」は名刺で謙譲語です。それに補助動詞の「いたす」を繋ぎますので、「お願いいたします」とひらがな表記が正しい表現です。「よろしくお願いいたします」と「よろしくお願い申し上げます」は、どちらも相手に何かを願う場合に使用される敬語表現です。この2つの敬語の、どちらがよりビジネスシーンで使ったらより良いかと、おもってしまうでしょう。「よろしくお願いいたします」とは、相手から何かをしてもらうことを期待するという場面です。「言われた受け手が何かをする」という状況への言葉です。ですから、「よろしくお願い」に続く言葉には注意が必要となります。「申し上げます」について説明します。【例文1】「御礼申し上げます」 「いたします」が間違った敬語であるかという疑問には、言葉としては全く間違いではありません。「いたします」とは、ここまでにもいろいろとご説明してきましたが、「する」の謙譲語である「いたす」のことで、文面上の主語は自分になります。これが相手のことの場合は「する」の尊敬語は「なさる」となります。何でもかんでも、漢字にすることが良いという訳ではないことがお分かりいただけましたでしょうか。 検索したいワードを入力してください「申し上げ」の例文をしっかりと理解して会話の中で使用することができるようになれば、深い敬意を示しながら、感謝や謝罪、お悔やみの言葉を言うことができるようなります。会話のスキルを上げるためにも大切なフレーズである「申し上げ」の使い方について紹介します。初回公開日:2018年09月14日更新日:2018年09月14日記事に記載されている内容は2018年09月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。「申し上げ」という言葉を会話やメールの中で使いこなすためには「申し上げ」の意味を正確に最初に理解しておかなければなりません。「申し上げ」は「言う」を敬語表現にしたフレーズです。「申し上げ」が使用されている実用的な例文に「お悔やみ申し上げます」があります。このフレーズの中で使用されている「お悔やみ」には「人の死を悲しむ、後から残念がる言葉」という意味が含まれています。具体的な場面でいうと「お悔やみ申し上げます」はお葬式で使用することができます。お葬式の場には当然のことながら、亡くなってしまった人の親族が集まっているからです。深く悲しい気持ちをお葬式の時に親族に伝えるのは、非常に難しいことです。他にも「お詫び申し上げます」という実用的なフレーズを作成することができます。このフレーズの最初の部分に使用されている「詫びる」には「心苦しく思って、謝ること」という意味が含まれています。自分と会話をしている相手の人が目上の人であったとしても年下の人であったとしても、自分の側に責任がある時にはしっかりと謝らなければなりません。しかし、そんな場面で問題なのは目上の人に対して謝る時に使用する言葉です。「取り急ぎ申し上げます」というフレーズを会話やビジネスメールの中で使用するのであれば、このフレーズによって表現することのできる意味を正確に理解しておかなければなりません。「祈念申し上げます」というフレーズも会話の中で使用されることがあります。「祈念」には「心から祈る」「願い事を祈りながら、達成されるように念ずる」という意味が含まれています。「申し上げ」と「申しあげ」は読み方は全く同じです。「申し上げ」でも「申しあげ」でもほとんど違いはないため、自分の好きな方を会話やメールの中で使用することができます。しかし、人によって考え方が少しだけ異なります。「申し上げ」とほとんど同じような意味のあるフレーズとして使われているのが「致します」です。でも、この二つのフレーズを使い分けるのは非常に難しいと感じるのではないでしょうか?注目すべきなのは「申し上げ」と「致します」で表現することのできる考えです。どちらのフレーズであっても謙譲語が使われています。しかし、元々は「申し上げ」は「言う」で「致します」は「する」が動詞の原形になっています。この記事の中でも紹介されたように「申し上げ」は他のフレーズと組み合わせて会話の中で使用することができます。