翔は菜穂のことを明らかに避けていますが、菜穂は彼のためにチョコを用意しました。仲間や未来の自分の手紙の励ましを胸に、何度も勇気を出し、やっとのことで翔にチョコを渡して2人は付き合うことになります。そして、運命の日。菜穂は翔と恋人の時間を楽しみつつも、未来を変えることはできるのだろうかと、不安を感じながらその時を迎えます……。 極主夫道 【第3巻】のネタバレの前に絵付きで読みたい場合は「まんが王国」で試し読みができるのでチェックしてみてください。 \極主夫道3巻を試し読み/ まんが王国公式サイト. 今回は『orange(漫画)のネタバレ3巻編!9~12話のあらすじと感想!*高野苺』です。前回orange2巻(漫画)は、弘人の元にも未来から手紙が届いていることを、菜穂が弘人から教えてもらったところで終わりました。 さっそくネタバレして行きます☆ orange(漫画)のあらすじネタバレ3巻編! そしてそんな未来の自分をズルいと思っていた須和。心優しくどこまでも他人想いの彼が、物語の最後にほっとしたような笑顔を浮かべていたのが印象的です。手紙にある通りに現実が進み、どんどん怖くなっていく菜穂。ついには手紙を意識しすぎて翔に不自然な態度をとってしまい、手紙なんてなければ良かったと思うようになります。しかしすべてのことは自分の嫌なところに当てはまり、この手紙の通りに行動することで、自分の弱点を克服することができると考え、少しずつ現実を変えていくことにしました。しかし手紙どおりに翔にお弁当を渡せた日、勇気を持って届いた手紙の続きを読むと、そこには17歳の冬に翔が死ぬということが書いてあったのです。そして菜穂は、翔を救うために行動を起こしていこうとさらに決意するのでした。その翌日、手紙に書いてある内容と現実が少し異なっていることに気づいた菜穂。この調子で行動を起こしていけば、彼の未来を変えられるかもしれないと勇気付けられます。しかしその日は手紙に書いてあった翔からのメッセージが入っているという消しゴムをなかなか忙しくて読めずにいました。ようやくそれを見ることができた菜穂。そこには翔が先ほど告白されていた先輩からの返事を迷っているということが感じられました。そこには、翔からの菜穂への気持ちが隠されてしました。急いでそれに「だめ」と書いて彼の靴箱にいれた菜穂。しかし上田先輩からやはり今返事を聞かせてほしいとその時に呼び出されていた翔は、そこで彼女にOKしてしまうのです。菜穂はその様子を見て走り去り、彼女の様子に気づいた須和に引き止められるのですが……。ちょっとしたタイミングのずれで、うまくいかない現実。菜穂が弱気だということもありますが、一生懸命にいざという時には勇気を出して決断していたことを知っている読者からすると胸の痛い展開です。果たして菜穂はちゃんと「だめ」だということを伝えられるのでしょうか?上田先輩の意地悪さと、彼女にきつくあたられた菜穂を庇ったことで、別れることになった翔。その後菜穂と翔はいい雰囲気になり、周囲からも協力してもらってどんどん仲を深めていきます。そんななか消したくない思い出として手紙であげられていた文化祭の花火大会に、菜穂は勇気を出して翔を誘います。それまではみんなで行動するのが当たり前という雰囲気だった彼女ですが、決意してついに「ふたりで」と言うことができました。もちろんOKし、ウキウキの翔。しかしその文化祭の途中で、翔は須和に何か意味ありげなことを言うのです。それに対し、怪訝そうな表情をしながら、こう返す須和。それに間髪入れずに「何も変わらなくていい」と答える翔。その表情はうつむいていて、よく見えません。そんな彼を心配し「大丈夫か?」と声をかける須和。翔はくしゃっと笑顔を見せますが、大丈夫だと語っているようには見えないのでした。そんな翔の暗さが、未来での彼の死に関わっていることが明かされた2巻。未来を変えることは彼の気持ちを変えることだと菜穂は気づくのですが……。単純にパラレルワールドの自分とは違う行動をするだけでは未来の翔を救えないということが分かった2巻。いざという時に言葉が出てこなかったり、行動を起こせなかったりする菜穂が心配ですが、実は彼女の他にも未来から手紙を受け取っていた人物がいたのです。未来を変えることは出来るのか?大きな目的が明かされた展開となりました。3巻では、翔の誕生日ということで各々がプレゼントを渡します。アズと貴子からはサッカーの観戦チケット、萩田からは漫画、菜穂からはサッカーバッグ、そして何と須和からは花束が送られました。一方、未来でも渡せなかった同じ内容のプレゼントが彼の仏壇に供えれます。手紙を送って来たパラレルワールドでは、翔の誕生日を聞き逃してしまっていたのでした。渡せずにいたたままで、その次の年の誕生日を待たずに彼は亡くなってしまったのです。そして現在では翔が須和からもらった花束を菜穂に渡します。パラレルワールドの未来では、須和は翔のために用意した花束を菜穂に渡します。自分では渡せないから、人からもらえば彼女に渡せると思った花束。ふたりの間をとり持つために行動する須和がどこまでもいい人すぎて辛いです。そして現在(パラレルワールドからすると過去)ではその花束を渡しながら、翔が自分の気持ちに気づいてくれ、と言います。しかしついに告白はできたものの、翔はそのまま返事はいらない、ただの告白だから、と続けてしまうのです。菜穂は自分の答えは決まっていたものの、それで翔が迷惑に思わないかどうかという気を使いすぎたおかしな方向にいってしまいます。そんななか、再び翔がその闇をのぞかせるようなことを言うのです。ふたりで掃除をしている時に、窓から外を見下ろしてここから飛んだらスーパーマンのように空を飛べないかな、と。空なんて飛べないよ、と言う菜穂に、翔は冗談だよと言いながらも、もし俺がスーパーマンだったら母さんも助けられたかな、とつぶやくのです。そしてそのまま次の土曜日に東京の友達と会うのだと関係ないことで話を逸らします。菜穂はその約束に対してダメだと言いますが、その続きをうまく言葉にできません。そしてそんな困っているところに話を聞いていた須和がやってきます。そしてどうしてそういう悩みを自分たちに相談してくれないのかと翔に詰め寄るのです。翔は彼らといる時間は極力楽しく過ごしたいと言いますが、須和は翔がそんな胸の内なのに、それに気づかずに笑ってなどいたくないと返します。そして「死にたいって考えたことある?」と翔に聞くのでした。それに対して彼はやっと少し本音をこぼします。そんな彼の告白に、涙を流してもう自分を責めるな、と語りかける須和。それを見ていた菜穂も、翔にどう思われるかではない、彼が必要とされていることを、自分の気持ちを、ただ伝えたいのだ、と告白の返事をするのですが……。ここでいったん翔の本音に触れることができ、一歩前進かと思われましたが、まだまだ翔の罪悪感は根深いことが伝わってくる展開が続きます。もうすでに亡くなってしまった人への後悔は、周囲の人間ではどうしようもできない部分があります。難しいこの問題を菜穂たちは果たして乗り越えることができるのでしょうか?物語は体育祭を迎えます。ついに翔のためにみんなで参加することになったリレーも本番です。しかし翔はみんなの母親が応援に来ていることに複雑そうな表情を見せます。彼の浮かない表情に気づいていた菜穂。しかし彼女以外にも全員に手紙が来ていることが発覚した今、翔を助けるために全員が必死です。須和は翔が気を使って呼んでいなかった彼の祖母を、両親に頼んで体育祭に招待。翔はそれに気づくと嬉しそうに笑うのでした。そのあとも足を怪我しているのにごまかしている翔に、アズが気づいてあげられなくてごめん、と言います。そして貴子も「体育祭つまらない?」と元気のない翔の様子を気遣います。そして菜穂もみんななら翔の話を真面目に受け止めてくれるよ、と言い、翔はやっと母親の死を自分の口から打ち明けます。手紙で知っていたこととはいえ、やっと本人からその胸の内を聞くことができたアズたちは、デリケートな問題だけに無責任なことは言わないものの、心配しているよ、という気持ちを彼に伝えます。そのあとの6人全員でのリレーは青春そのもの。メッセージを託しながら繋がれていくバトンに胸が熱くなります。と、暗い展開がありながらも全体的にいい方向に物語が進んでいっていることが感じられた4巻。しかし、最後の最後で菜穂の手紙にある不吉なことが書かれていて……。4巻の最後で手紙に書いてある通りの展開になったまま、どんどん時間だけが過ぎていきました。菜穂に八つ当たりをしてしまった翔は自暴自棄になり、彼女とまったく話さないという断固とした態度を崩そうとしません。そのあと何度も翔の気持ちを取り戻そうとする菜穂ですが、なかなか彼の態度は変わりません。もう手紙に書いてることと現実も異なるようになってきており、菜穂はそれを指標にすることもできなくなっています。そしてついにバレンタイン。未来の菜穂が手紙で最後のチャンスだといっていた時が来ました。結局放課後まで何度チャレンジしても変わらなかった翔の態度ですが、菜穂はついにふたりの間に漂う険悪な雰囲気の本題に切り込みます。それに対し、翔はうなずき、「…菜穂を傷つけたから」だと言います。それを聞いた菜穂は、今まで未来の自分が後悔し続け、言えばよかったと何度も繰り返した言葉を、今ここにいる翔に伝えるのですが……。そのまま運命の日まではスピード感溢れる展開となります。作品自体は『orange -未来-』の6巻で完結ですが、過去の物語は5巻でほぼ終了。翔を救うための努力が、この巻の最終話で結末を迎えます。果たして菜穂の後悔はパラレルワールドで翔を救うことができるのでしょうか。結末は作品でお確かめください。6巻では、翔を救えないことが分かっている未来でのエピソード、彼らの高校を卒業したあとの物語が描かれます。パラレルワールドの未来が変えられたとしても、彼らの現実自体は変化せず、ひたすら翔が救われたことを祈って彼のいない世界を生きるしかないのです。そこでは過去編でただただ菜穂のことを思い、自分の気持ちを抑えて彼女と翔のために行動していた須和の気持ちが丁寧に描かれています。本編を読んでいて翔派か須和派か悩んだ読者も多くいたことでしょう。その性格とイケメンスペックに人気がある須和の物語とはどんなものなのでしょうか?そこで描かれるのは、彼のいい人100%の振る舞いの裏にあった、やはり人並みの苦しさやある種の「汚さ」。好きという気持ちが長く、強く彼の中にあったことに胸が痛くなります。高校卒業から成人したあとまでの須和の長い長い思いが、6巻のほぼすべてを使って克明に描かれています。ぜひ、彼の気持ちを見届けてください。最後の高野苺のあとがきも、とても考えさせられるものがあります。『orange』が生まれるきっかけになった作者の思いとともに、ぜひスピンオフストーリーを覗いてみてください。
!集英社版に加え、単行本未収録の読み切り作品が1話掲載される。 また6巻では、作品イチの男前、須和のスピンオフ作品が収録されていて、彼の視点でこれまでの話が進んでいきます。翔のいない未来では、10年もの間翔と菜穂に対しての罪悪感を抱いていました。 まんが完全攻略の管理人のいつも当サイトを訪問頂きありがとうございます。今回は漫画>> 翔と菜穂は着実にお互いの距離を縮めているが、時折みせる翔の不安定さに菜穂は困惑する。そんなとき、須和が菜穂の元へやってきて、自分にも手紙が来ていたことを告げるのだった・・・ Contents そう、須和の元へも10年後の自分からの手紙が届いていたのです! そして、その未来の須和の手紙から、須和と菜穂が結婚し、子供をもうけるという事実まで判明します。しかし、須和はなぜかそのことを菜穂には告げません。 未来からの手紙では翔の誕生日が過ぎていることに気づき、次の年の誕生日にプレゼントを渡す、と約束をしていたのですが、次の誕生日が来る前に翔が自殺してしまい、結局渡すことができなかった・・・ その後悔から、今年の誕生日に翔にプレゼントを渡すよう、須和の手紙からは指示が出ています。そして、須和は翔に花束をプレゼント。 そう言って、須和は翔に花束を渡します。 そう、この花束を菜穂に渡せよ、そういう意味でこの花束を翔に渡したんですね。未来では菜穂と結婚するのに・・・ずっと菜穂のことが好きだったのに・・・ 花束を受け取った翔は菜穂にその花束を渡し・・・とうとう翔が菜穂に告白しました!!でも、なんで須和は自分のライバルとも言える翔にコレほどエールを送るのでしょうか?それは、やはり未来からの手紙が・・・ 本日も最後までご覧頂きありがとうございます。マンガ完全攻略では、管理人がコレハマります!と思った漫画のネタバレについて随時更新していきます。もし、気に入っていただけましたら気軽にいいねやRTでの拡散をお願いします。 先日単行本第4巻が発売された『orange』という漫画が面白いという話を聞き、 試しに1巻と2巻を買って読んでみたら予想以上に面白かったので、 残りの3巻と4巻も買ってきて、先程読み終えたところです。 これまでに読んだことのないタイプの漫画で、 画つきで本編を試し読みする >> 無料試し読みはこちら! ※orangeと検索して下さい .