重宝(ちょうほう)とは。意味や解説、類語。[名・形動](スル)1 貴重な宝物。じゅうほう。「先祖伝来の重宝」2 便利で役に立つこと。便利なものとして常に使うこと。また、そのさま。調法。「使いやすく重宝な道具」「重宝している辞書」3 貴重なものとして大切にすること。 「重宝」には、2つの意味があります。1つ目は、「便利で役に立つものとして常に使うこと」「便利で役に立つこと」という意味です。この場合、物が便利である様子を表す際や、便利ゆえにその物を常に使っている様子を表す際に用いられます。2つ目は、「貴重なものとして大切にすること」という意味です。「〇〇を重宝する」という形で用いられます。現代では、前者の意味で用いられることが一般的です。後者の意味で用いられることはほとんどありません。 今回ご紹介する言葉は、熟語の「重宝(ちょうほう)」です。言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。このページの目次1つ目は、2つ目は、現代では、前者の意味で用いられることが一般的です。後者の意味で用いられることはほとんどありません。「重宝」には、「貴重な宝物」という意味もあります。たとえば、「この掛け軸は、先祖代々受け継がれているわが家の重宝である。」などのように言います。また、この意味の場合、「ちょうほう」だけでなく①では、「便利で役に立つこと」という意味で「重宝」が用いられています。また、②では、「重宝」を「便利で役に立つものとして常に使うこと」という意味で用いています。現在では、この用法で最も多く用いられています。③の場合は、「貴重なものとして大切にすること」という意味で「重宝」を用いています。重宝には以下のような類義語があります。「便利」「簡便」「至便」は、「便利で役に立つこと」という意味が「重宝」と共通しています。「便利」は、最も広く用いることができる言葉です。「尊ぶ/貴ぶ」は、「貴重なものとして大切にすること」という意味で「重宝」を用いる場合の類義語です。「とうとぶ」もしくは「たっとぶ」と読みます。重宝には以下のような対義語があります。衣類に限定すると、「重宝している洋服」の対義語として重宝を英語に訳すと、次のような表現になります。convenient と handy は形容詞として用います。たとえば、a convenient(/handy) dictionary で、「重宝な辞書」と訳すことができます。convenient を useful と書き換えることも可能です。 また、handy を使った “it comes in handy” という慣用句があります。これは、「〜は役に立つ」と訳されます。it の部分を具体的な名詞に書き換えたり、関係詞を使って表現することが可能です。たとえば、 “I usually use this dictionary that comes in handy.
食料だったり雑貨だったり、気に入って長期間使用するものなどに対してよく「重宝する」と言いませんか。いくつか意味があるのですが、大体は普段気に入って使用しているものに対して使われているのではないでしょうか。その「重宝」という言葉はどんな意味があるのか深く掘り下げていきましょう。この記事の目次重宝という言葉はいくつか意味を持っている為、下記の様な意味になります。重宝の由来は、重宝が「便利な品物」という意で使われるようになったのは、工夫すること、便利なことという意味の「調法」という言葉が混同してしまい、いつからか便利なもののことを重宝するといわれるようになりました。この間君にもらった紅茶の茶葉、すごく香りも良くて気に入ったよ。本当ですか?良かったです。そうだね、本当にありがとう。うちでも重宝しそうだよ。喜んでもらえて良かったです。プレゼントが気に入ったという会話です。一度試して良かったから何回も使ってしまう、そんな時に重宝するという言葉が使えますね。「重宝」に似た言葉として、「使い勝手が良い」や「実用的」など便利なものなどに使用されるものが挙げられます。重宝という文字を見て「重い宝」のことだと思う方もいるようですね。重宝は実用的で便利なもの、いつでも使えるものに対して多く使われている言葉となっています。時折大切にしているという意味で、人材に対しても重宝すると使われることも少なくありません。便利であることと大切にしているという2つの全く異なる意味があるので、間違えないように注意してください。この記事が参考になったら「言葉の手帳」様々なジャンルの言葉や用語の意味や使い方、類義語や例文まで徹底解説します。 All Rights Reserved.
重宝がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。 そこでこのページでは重宝の読み方と意味、「ちょうほう」と「じゅうほう」どちらが正しいのかを解説します。 どうぞご覧ください。 スポンサーリンク 「重宝」の読み方 2. 重宝する、と、役に立つ、は意味も使い方も同じですか? 「重宝する」は、愛用している場合に使いますが、「役に立つ」のでしょうね。「役に立たない」のなら、あまり愛用しないとは思いますので。意味と使い方は違います。 重宝(ちょうほう) 食料だったり雑貨だったり、気に入って長期間使用するものなどに対してよく「重宝する」と言いませんか。いくつか意味があるのですが、大体は普段気に入って使用しているものに対し … 「重宝」とか、「重宝する」という言葉を聞いた事があるでしょうか。毎日のように口にしているという方もいるかもしれません。一方で、「重宝」という言葉の読み方が分からないという方もいるでしょう。また「重宝」という言葉を日常的に使っていても、詳しい意味は分からない、他の人に説明するほど理解していないという方も多そうです。そこで、知っているようで知らない言葉、「重宝」の読み方と意味を紹介して行きます。 1. 重宝の意味を理解をしていますか?重宝の使い方について知りたくありませんか? この記事では、重宝の意味について詳しく解説しています。 重宝の使い方についても説明しています。 重宝の意味を理解しましょう! 重宝の使い方とは 重宝の類義語とは まとめ 「重宝」の意味 (私は、普段重宝しているこの辞書を使います)”のように使います。以上、この記事では「重宝」について解説しました。夏になるとクーラーが、冬になるとこたつが「重宝」されますね。場面や季節によって、それぞれ「重宝」されるものがあります。「重宝」の意味や使い方をきちんと理解して、正しく使いこなせるようにしましょう。©Copyright2020 「重宝」に「だ」を付けて「重宝だ」という形容動詞としての使い方が一般的ですが、この場合の「重宝」に動作的な意味合いはないので、「重宝する」は動詞ではなく、状態を表す「重宝だ」とほとんど同じと見ていいでしょう。