b:今、敬語を勉強しているところです。少し難しいです。 →初級を勉強してきて、今、敬語の段階だということですね。 正しいと思います。 a:どうですか。ケーキはできましたか。 b:今、焼いているところなので、あと20分ぐらいでできます。 敬語は相手に敬意を示す手段。完璧ではなくても、敬語を使おうとする姿勢が相手への敬意として伝わるので、自然に使えるようになっておきたいもの。社会人特有の用語とともにおさえて臨もう。 「確認したところ」を敬語で使う場合、「確認しましたところ、問題ありません」というように、確認した結果が後ろに続きます。問題点がある場合は、その詳細を説明するために「確認しましたところ」と切り出すのが主な使い方です。ビジネス会話では場面によって「確認したところ」と敬語を使わずにそのまま使用する場面も少なくありません。 書類に間違いを見つけたり、数字にミスがあるのを見つけたりした時には相手にそれを伝えなくてはいけません。「間違っている」は丁寧語として敬語にすると「間違っています」になりますが、「間違っています」ではぴったりこないという場面も多いです。「間違っています」の丁寧な表現は何になるのかを解説していきます。 結果的に、どちらの敬語も 相手を立てることに変わらない ですが、使い方を間違えてしまうと相手の気分を害してしまうのが敬語の難しいところです。 苦手にしている人が多いけど、実は一度身に付けてしまえば怖いことはありません。 本サービスで使用している「Wikipedia日英京都関連文書対訳コーパス」はWikipediaの日本語文を独立行政法人情報通信研究機構が英訳したものを、Creative Comons Attribution-Share-Alike License 3.0による利用許諾のもと使用しております。 クライアントや上司・部下などと話している時に気になるのは「正しい敬語を使うことができているか」ということではないでしょうか。間違った敬語を使うことで「勉強不足」や「常識がない」など、厳しい人であれば余計に感じてしまう可能性があります。そこで、敬語の中でも「つい使ってしまう!」という人が多い「~ので」という言葉について解説します。ちょっとした間違いで、相手に思わぬ不快感を持たせてしまうことのないように、「~ので」の使い方について考えてみましょう。目次文章の接続詞として「ので」という言葉があります。主には「〇〇だから××」という場合に「〇〇なので××です」という使い方をします。ところが、この使い方が間違っているのです。本来「ので」という言葉は接続詞のひとつですので、文章と文章をつなぐ時に使うという状況は合っています。しかし、「ので」の前の「な」が問題です。この「な」は助動詞のひとつで、物事を断定する時につかう「だ」の変化形です。つまり、「〇〇だ、ので、××」という、不思議な言葉を使っていることになってしまいます。そこで、「ので」は「です」と組み合わせて「~ですので」とすることで、正しく使うことができます。一度「〇〇です、ので××です」と考えてみると、「〇〇ですので、××です」とすることができ、文法的にもマナー的にも問題ありません。「~ですから」という言葉もあります。「ですので」と「ですから」はとても似た言葉ですが、実は微妙に意味が違います。「から」というのは、自分主体な言い方です。例えば、「その日私は予定がありますから出席できません」など、「自分の理由を全面に出す」というニュアンスを出します。「来たくないのかな」「そっちの予定を優先するんだな」など、やや否定的に受け取られやすいでしょう。一方、「ので」は客観的な言い方です。「その日私は予定がありますので出席できません」と言うと、聞き手としては「外せない予定なんだろうな」「大事な仕事なのかもしれない」など、比較的肯定的に意見をくみ取りやすいことが特徴です。「ですので」と「ですから」の違いは、相手がクライアントや上司などであれば大きく影響します。「ですので」の後に続く言葉を肯定的に受け取ってもらうためにも、よく考えて言葉を発するようにしてください。×「田中様はご契約者様なので、こちらへ押印をお願いいたします」田中様というお客様へ書類への押印をお願いする場面です。×の例は、「様」「ご契約者様」「こちらへ」「お願いいたします」という言葉に比べて、「なので」の部分だけがフランクな印象を与えます。「田中様はご契約者様だ、ので、こちらへ~」という本来の言葉が醸し出すニュアンスです。理由がハッキリとわからなくても何となく違和感を感じる人は多いでしょう。×「わたくしは、スポーツが好きなので、トレーニングは欠かせません」クライアントや上司と世間話をする場面です。仕事から離れた話題である場合、話の内容からつい間違った言葉を使ってしまうことはよくあります。仕事に関する話でなくても、相手がクライアントや上司などであれば正しい言葉で話さなくてはなりません。世間話だからこそ、きちんと話すことで「どんな時でも、気を配ることができる人」と受け取ってもらうことができるでしょう。「~ですので」と正しい使い方をしていたとしても、ひとつのメールに何度も「ので」が出てきていると、読み手はメールの内容を正確に把握することが難しいのです。A:本日の勉強会では筆記用具を使いますので各自ご持参ください。勉強会の中では質問コーナーがありますので、疑問点はまとめておいていただきたいと思います。あと、講師の先生の都合もありますのでまだ正式にはわかりませんが、もしかしたら勉強会の後、食事会が行われるかもしれませんので、ご都合の良い方はご参加ください。B:本日の勉強会では筆記用具をご持参ください。講義中は質問コーナーに備えて、疑問点をまとめておいていただくようお願いいたします。また、講師の都合によりますが、食事会が開かれる可能性もありますので、ご都合の良い方はご参加ください。AとBでは、同じことを伝えています。しかし、Aは読み手に間違った気遣いをしているため、結果として話が回りくどく、読んだ後に読み手が内容を頭の中で整理しなくてはなりません。一方Bは、言い切るところと、お願いをするところを分けているため、読み手の頭の中にイメージがわきやすいでしょう。このように、「ので」を複数回使った文章は、印象が良くないだけでなく、読み手に手間をかけさせることにもなります。いかがでしたか?日頃無意識に使っている「ので」という言葉も、意外と使い方にコツが要ることがわかります。特に話し言葉では、場に流されてしまったり、気を抜いたりしたことで発生する失敗もあります。言葉は一度口に出してしまったら、取り消すことができません。クライアントや上司だけでなく、周囲の人が聞いて気持ちの良い言葉を使うことを意識しましょう。Copyright ©
今日は、敬語のうち「丁寧語」に近い(?)話です。 敬語には「謙譲語・尊敬語・丁寧語」の3種類がある。 よく知られているところです。 ここでよく「使い間違い」を指摘されがちなのが、 自分を下にへりくだる「謙譲語」 相手を上にたてまつる「尊敬語」 の明確な区別についてです。
クライアントや上司・部下などと話している時に気になるのは「正しい敬語を使うことができているか」ということではないでしょうか。「勉強不足」や「常識がない」など、相手が厳しい人であれば余計に思われてしまう可能性があります。そこで、敬語の中でも「つい使ってしまう! ビジネスシーンに限らず、頻繁に使われる「います」と「おります」という言葉。意外に混同しやすいこの2つと、よく似た言葉もいくつか加えて、正しい意味や使い方についてご説明します。 ビジネスシーンに限らず、頻繁に使われる「います」と「おります」という言葉。意外に混同しやすいこの2つと、よく似た言葉もいくつか加えて、正しい意味や使い方についてご説明します。 「揃えてございます」?~敬語を判断するポイント お店で靴を試着しているところです。 客 「デザインは気に入ったのだけれど、サイズが…。23はありますか」 店員「はい。揃ってございます。お持ちしますので少々お待ちくださいせ」 https://townwork.net/magazine/knowhow/manners/baito_manners/13309 転職のプロが教える仕事・敬語サイトmanalaboドメインはドコイク.com目次ビジネスシーンに限らず、頻繁に使われる「います」と「おります」という言葉。意外に混同しやすいこの2つと、よく似た言葉もいくつか加えて、正しい意味や使い方についてご説明します。目次「おります」の語幹の「おる」は、「いる(居る)」の謙譲語です。つまり自分がへりくだって相手を立てる敬語です。「います」と「おります」の語幹の「いる」と「おる」を漢字で表すと、どちらも「居る」。たとえば会社の同僚から「午後もここにいます?」と問われたら、答えは「います」で良いでしょう。でも、同じ質問を上司にされたら、「おります」と答えるのが適切です。「います」と「おります」は「ここに存在しています」という意味ですが、「しています」と「しております」は、「存在」よりも「行為を継続する」という意味が強くなります。この場合も「います」と「おります」のちがいと同様に、「しております」のほうが謙譲語になるので、目上の人には「しております」を使いましょう。「います」は「いる」という動詞の連用形に、助動詞「ます」が付いた丁寧語です。敬語では「いらっしゃいます」になります。目上の人、仕事の取引先の人などに対して、内定承諾書を提出したあとの辞退を例文まじえ徹底解説履歴書と職務履歴書の違いを解説、効率的に自分をアピールしよう