『死と乙女』(しとおとめ、Der Tod und das Mädchen)作品7-3、D531は、フランツ・シューベルトによる歌曲(リート)。詩はマティアス・クラウディウスによる。病の床に伏す乙女と、死神の対話を描 … シューベルトの作品はこの曲は、従来はロシアの クラシック音楽入門から演奏家向けTipsまで「お気に入りがきっと見つかる」コラムライブラリー
どういうタイトルだったらクリックしてもらえるのか、というのはライターにとって永遠の課題ですが、考えてもよくわからないので今日はポ●モン言えるかな? のノリでタイトルをつけました。さて前回まで古典派の巨匠たちを取り上げてきましたが、そろそろロマン派へと話題を移したいと思います。ドイツで活躍したフランツ・シューベルト(1797〜1828年)は、「歌曲の王」と称されるほど歌曲(リート)の名作を多く残しました。もちろんリート以外にも多くの作品を残しているのですが、今日はシューベルトの三大歌曲集から曲を聞いていきましょう。タイトルに対する解答ですが、シューベルトの三大歌曲集、それは『美しき水車屋の娘』『冬の旅』『白鳥の歌』です。20曲からなる歌曲集。旅に出た若者が、ある水車小屋で粉挽きの見習いとして働く。そしてその親方の娘に恋をして一度は両思いになるものの、彼女が後から現れた狩人に恋をしてしまい、若者は絶望して川に身投げしてしまうというストーリー。2部に分かれた24曲からなる歌曲集。失恋した若者が唯一の慰めである「死」を求めてさすらいの旅を続けていくストーリー。上の2つと違い、シューベルトの死後に出版社や友人たちがまとめたもの。レルシュタープの詩による歌曲7つ、ハイネの詩による歌曲6つ、サイドルの詩による歌曲1つからなる。ところでシューベルトといえば言及せずにはいられないのが「シューベルティアーデ」。シューベルティアーデは、シューベルトが個人的におこなっていた夜会のことで、親しい友人を呼んで演奏を披露したとされています。現代の日本では、クラシック音楽を聞こうと思ったらそれなりに大きなホールでのコンサートに足を運ぶと思うんです。なかなか私的な空間でクラシック音楽を楽しむ機会というのは少ないですよね。なのでシューベルティアーデのような、好きな音楽を好きな人と共有する時間というのにはたまらなくロマンを感じます。それこそアフタヌーンティーにぴったりだと思いませんか?今日はそんなことを思いながら、紅茶とシューベルトの音楽をお楽しみください。寒い日が続きますが、お風邪など召されませぬよう。それでは、また来週。この記事が気に入ったら最新記事をお届けします。©Copyright2020 シューベルトやシューマンなど、有名なドイツ歌曲(リート)の歌詞の意味・解説・YouTube動画まとめ(オーストリアを含む)。. 『乙女は「死」を拒否し、死神に去ってくれと懇願するが、死神は、乙女に「私はおまえを苦しめるために来たのではない。お前に安息を与えに来たのだ」と語りかける。ここでの「死」は、恐ろしい苦痛ではなく、永遠の安息として描かれている。ドイツでは、昔から「死は眠りの兄弟である」とよく言われており、ここでの「死」も一つの永遠の安息として描かれている。 レルシュタープの詩による歌曲7つ、ハイネの詩による歌曲6つ、サイドルの詩による歌曲1つからなる。 ところでシューベルトといえば言及せずにはいられないのが「シューベルティアーデ」。 歌曲そのものは、詩に音楽がつけられたものという点では、リートもリート以外も、形の上ではまったく同じといえます。では、リートをリート以外の歌曲と区別しているものは、何でしょうか? リートの特色は、詩と音楽が真に一体となることで、そこにまったく新しい世界が生み出される�