ヘアスプレー(2007)と関連性の高いおすすめ映画. 自分がやってきたことだけなんでも書く、ジャンルむちゃくちゃマガジンx 僕の好きな映画の1つに、HAIRSPRAYという作品があります。もともとは1988年に公開されたミュージカル映画で、実際のミュージカル公演も行われています。内容は、60年代のアメリカのボルチモアという土地が舞台で、地元のテレビ番組を通じて2つの差別との戦いをコミカルに描いた作品という感じです。差別をテーマに扱っているけれど、ミュージカルだからか全体を通して暗くないのが特徴かな。僕が初めて知ったのは、2006年にラスベガスのルクソールホテルで公演していたのを広告でみたときで、その後2007年にリメイク版の映画が作られたのを知ったのはそれからだいぶ後のことでした。僕が好きなのは、この2007年版の映画で、すでに100回ぐらいは通しで観てるんじゃないかと思いますw魅力はたくさんあるんですが、僕は特に60年代を意識した音楽が、ハッキリと白黒の差別を象徴していたりするところなんかがたまらないです。以下、ネタバレ含む僕が思ったことを書いていきます。(チラ裏)本作のメインテーマは「黒人」と「おデブちゃん」。僕はアメリカに住んだ事がないし、ボルチモアがどういう土地なのかも知らない。当事者じゃないって、そういうことですよね。なので、この映画を観た時に、フィクションが過ぎる、とも思いました。でも、僕はその闇をやっぱり知らないわけだし、実際にこうだったのかもしれないし、今でもこんな感じに根付いているのかもしれない。本作のメインテーマがその2つの差別なんだから、作品のラストがメイベルの歌で締めくくられるというのがすごくグッと来るわけなんですね。ただ、あくまで「差別をしている人種(一部白人)を悪者扱いする映画」に仕上がっているので、差別をしていた側からしたら面白くないと思うかもしれない・・・とも感じました。僕は、差別って絶対になくならないと思うんです。人間だって動物なので、本来は「自分と異種の動物」が来たら警戒するのが普通だと思うんですよ。こういう一人一人をしっかりと見ず、その人の属性だけでその人を判断してしまうのが「差別」です。先日、アメリカのアップルストアで「黒人だから」という理由で追い出された学生がいました。僕は、誤解を恐れずに言えば、追い出した店員さんの気持ちもわからんでもないと思うんです。もしかしたら、その店員さんのまわりではすぐに万引きをする黒人がいたのかもしれない。僕だったら、自分が店長をやっているお店に、明かに80年代のヤンキーみたいな人が入って来たら(たとえその人本人はすごく良識のある優しい人なんだったとしても)帰って欲しいって思うもの。その人自身は何も悪い事はしないかもしれない。そんなもんじゃないかと思うのです。少し前にフランスで、イスラム教というだけで暴行を受けてしまった人がいたというのもそう。・・・と、話がだいぶそれました。とにかくヘアスプレーの作品中では、大前提として「黒人は卑下される」「デブは醜い」という物があって、その上に「黒人は素晴らしい」「デブだって個性」みたいな解釈になってるわけなんです。こういうのって本当に単なる価値観の違いでしかなく、優劣があるものではありません。だからそれをあえて「黒人を卑下している」ベルマという存在を作ることによって正当化している感じは、なんとなく違うというか・・・まぁ「映画」なんだなと思いました。とはいえ!そういう事すらも楽しく感じさせるぐらいコミカルに描かれているのが本当に見事だと思います。この作品の魅力の一つとして音楽があげられるわけなんですが、劇中歌の「The new girl in town」という曲においては音楽による黒と白の違いというのがうまく描かれていました。この曲は同じメロディ、同じ音階・リズムで「白人バージョン」と「黒人バージョン」があり、週に1度のニグロデーには黒人バージョンが歌われます。白人バージョンは、極端に軽く、ポップに仕上げられているのに対し、黒人バージョンは見事に裏拍を取ったブラックミュージックに仕上げられているんですね。これはもう「どっちがカッコいい」なんて言えなくて、どっちも違うし、どっちもいい。みたいな感じ。そんな感じの「黒×白」が随所に現れていて、そんなのを観ていくのも面白いなと思いました。ラストの辺りで、シーウィードに握手を求めるコーニーが、シーウィードが出した手の向きを見て”黒人流のあいさつ”に合わせるところとかも大好きです。でも、ミスヘアスプレーに輝いたのが、トレーシーさしおいてアイネスだったのは「なんで急に!?」って思っちゃったけどwなんでこんな感想文をいまさら書こうと思ったかというと、先日ふと家で映画を流していたからで。あれ、一回流しちゃうとダメですね。ちなみに一番好きなのは、劇中歌「I can hear the bells」の最後らへん、トレーシーがリンクを想って歌った詩の中にある、死んで天国に行ったら この世を見下ろそう恋に落ちたあの夜を思い出してそして2人で涙を流そうってフレーズがもう今文字を打ってても涙が出てくるぐらいです。と、そんな感じのチラ裏な記事を書かせて頂きました。ちょいちょいいろんな動画サービスで無料で観られたりするので、とにかくミュージカルが嫌いなタモさんにも是非観て欲しい作品です。映画は映画館で観るのが醍醐味ですが、映画館での配給が終わってしまった作品もDVDや動画配信サービス(VOD)で楽しむことが可能です!特に動画配信サービスなら月額料金内で「見放題」という作品も多く、お得に楽しむことができるのでおすすめ!以下に代表的な動画配信サービスおよび僕が使っているサービスを紹介いたしますので参考までに。※ヘアスプレーが実際に現在配信されているかどうかは各サービスに登録の上探してみてください。配信数の多さ、配信されるタイミングの早さという点で選ぶならU-NEXT。気になる人気作品も割とすぐに配信されますので気になっている作品がある方は探してみてはいかがでしょうか。月会費はやや高めですが、31日間の無料トライアル期間があるのでまずは試しに使ってみるだけでも価値ありかも。個人的に最近CMもバンバンやっているのでご存知の方も多いことでしょう。配信数やそのタイミングについてはマチマチといった感じですが、何より月額利用料が400円~と非常に安いところが魅力です。こちらもお試し期間ありなのでまずは試してみるのがオススメ。[参考]上記2つの中間的なサービスとしてオススメなのがHulu。動画配信数はU-NEXTに劣るものの、テレビなどのコンテンツが多く楽しめます。価格も月額1,000円台と比較的安め。2週間のお試し期間あり。20代後半に仕事を辞め、なんとか10年以上生き延びたブロガーおじさんです。(絶賛継続中)広く浅くの多趣味で飽きっぽい反面、凝り性な部分も。 他人と関わるのもそこそこ苦手ですが、絡んで貰えると嬉しいです。ジャンルも粒度もむちゃくちゃですが、よろしくお願いします。
映画「ヘアスプレー」あらすじ. おわりに. でも、ミスヘアスプレーに輝いたのが、トレーシーさしおいてアイネスだったのは「なんで急に!?」って思っちゃったけどw. 自分がやってきたことだけなんでも書く、ジャンルむちゃくちゃマガジンx Copyright© ダンスと歌が大好きな太っちょ女子高生「トレーシー」が主人公。トレーシーが、 世間体や時代に負けずに、夢に向かってチャレンジしていく姿は、かわいらしくもあり、勇気づけられることもあり、見ていてとってもハッピーな気分になってしまいます 。 Amazonプライムビデオ: (吹替・見放題)、 (字幕・見放題) ビデオパス:- TSUTAYA TV:- Netflix:- ※2019年7月現在. そんな『ヘアスプレー』は2017年8月10日現在、YouTube や Hulu 、 Amazon プライムなどで配信中。やることが思いつかない日の朝に流してみてはどうだろう? 参照元:Facebook Hairspray Movie、Youtube 執筆:沢井メグ 2008年、『エンパイア』誌が選ぶ映画500選で444番となった 。 2002年より、この映画を原作としたブロードウェイ・ミュージカル『ヘアスプレー』が上演され、2003年、トニー賞においてミュージカル作品賞を含む8部門を受賞した。 映画「ヘアスプレー」のあらすじ.