柴田博壽
「2020年★月売上台帳」または「令和2年★月分の売上」のように、 2020年の何月の売上 を示す書類なのかわかること。 1.で記した 月間の売上の合計金額 が、わかるように書いてあること。 売上高が0円のときは、「0円」と明記 すること。
そうお考えの方へ向けた記事です。当記事では、読んでいただくと、つぎのようなことがわかりますよ。目次売上台帳というのは、事業収入申請時にPDF、JPG、またはPNG形式で電子送信します。(なおデータ化や電子送信を行うのが困難な方向けに、申請サポート窓口も用意されています。)給与明細、通帳の写し、レシート、請求書等は「事業収入の一覧」にはあたらないため、売上台帳としては使えません。具体的には、つぎのようなものが売上台帳に該当します。なお売上以外の事業収入がある場合には、それらについても台帳を用意します。▼「事業収入」について、詳しくはコチラで解説しています。「総勘定元帳」という資料のうち、売上についてのページを出力すれば良いからです。日々のたとえば私がつかっているクラウド会計ソフト”freee”では、次のような表を出力可能です。PDFで出力できるので、そのまま提出資料として使えます。出力は、つぎの手順で行います。すべての売上をそのソフトで記録してあるのなら、一覧表でその金額を確認できるためです。たとえば私が使っているクレジットカード決済・タブレットPOSレジアプリ”Suquare”では、次のような売上レポートを出力可能です。出力は、つぎの手順で行います。売上台帳は、かならずしも会計ソフトや請求・販売管理ソフトから出力する必要はありません。たとえばマイクロソフトからExcel用の公式テンプレートが公開されています。参考になさってください。売上台帳は、会計ソフトや請求・販売管理ソフト、Excelといったソフトで作られたものでなくても構いません。メモ書きなどでも良いのですが、たとえばコクヨの売上帳などを使って記録してみてはいかがでしょう?昔からある定番品です。売上台帳は、売上減少月の売上が記載されているものを提出する必要があります。ということは、また申請ガイダンスには指示が無いのですが、念のため売上台帳では無いものや、申請者のものではない売上台帳を提出してしまう間違いもあるそうですので。加えて、どうせなら相手先や内容なども記載しておくべきでしょう。いずれ業績管理や請求管理、税務申告にあたって必要になる情報ですので。休業等により何も記載がないと、記載漏れなのか売上ゼロなのかがわかりませんので。「2020年4月 休業により 0円」など、その月の売上が0であることがわかる記載を残しておきましょう。なお会計ソフトや請求書/販売管理ソフトなどによっては、「ゼロ円の売上」を登録できないものもあるはずです。そういう場合には、用意した売上台帳に「2020年4月 売上 休業により 0円」と追加で手書きすると良いでしょう。中小企業庁によると、売上台帳について売上台帳は、対象月の売上を証明するために提出するもののです。申請フォームに入力した内容と辻褄があわないと、申請不備として受付してもらえません。売上台帳は、持続化給付金を申請する際に必ず必要な資料です。これが無い限り、支給されることはないと考えて良いでしょう。持続化給付金の申請時に必要な売上台帳について解説しました。▼新型コロナ関連の特集記事はコチラ 租税公課とは?税金も会社の経費になる? 売上台帳とは? 売上台帳とはかんたんにいえば売上を管理する帳簿をいいます。一般的には、発生したすべての売上に対して「日付順に」「販売先」や「販売した商品・サービス」、「売上金額」などが記録されたものです。 1.1.1 イベント等や自分自身が現場へ行って売上を得る場合のエクセル売上台帳の書き方は?; 1.1.2 販売向けのエクセルでの売上台帳の書き方は; 1.1.3 飲食や美容室の場合の売上台帳は
新型コロナウイルスの影響で売上が激減してしまった事業者の方(個人事業主、フリーランスも対象)が申請できる「持続化給付金」申請はしたいけれど、「必要な資料がわかりにくい」「どうやって作成したらいいかわからない」という人も多いですよね。特に売上台帳は、あまり馴染みがなくどのようなものかわかりにくいです。そこで、今回は※2020/5/29 A4横形式の売上台帳の画像が違っていたので修正しました。目次売上台帳とは、会社や個人事業主が取引の中で発生したすべての売上に対して日付順に、得意先、販売した消費やサービスを記録していきます。会計ソフトで仕訳を行っている場合は、ソフトの機能で売上台帳を出力することも可能です。新型コロナウイルスによって、前年同期よりも売上が50%以上減ってしまった事業者は、持続化給付金を申請することができます。その申請の際に必要な書類として売上が減った該当月の売上台帳があります。申請に必要な売上台帳は、以下のようなものです。タイトルが「売上台帳」ではなくとも、該当月の売上状況がわかればなんでも可能です。形式は、PDF、JPG、PNGなどの画像形式で送信します。どうやって、手書きや印刷した売上台帳をどうやって画像形式にしたらいいかわからない場合は、スマホのカメラで明細がわかるように写真をとったものでもよいということです。詳細については、以下の「減収月の事業収入額を示した帳簿等」をご覧ください。家賃支援給付金の申請にも、売上が減った月や期間を証明するために経理ソフトのデータや売上台帳などの書類が必要です。売上台帳を提出する場合は、持続化給付金の時と同じ様式の売上台帳を提出すれば大丈夫です。家賃支援給付金の詳細については以下の「家賃支援給付金に関するお知らせ」を参照してください。持続化給付金の申請時に作成する売上台帳は、「売上が50%以上減少している月」の売上台帳だけで大丈夫です。(家賃支援給付金についても同様)特にフォーマットは指定されておらず、書式も厳しくないです。以下で紹介するテンプレートを使用する場合は、数値をパソコンで入力するならエクセル版をダウンロードして作成してください。手書きの場合は、PDF版のテンプレートをダウンロードして印刷してから、手書きで売上台帳に売上明細を記入します。画像にするには、作成した売上台帳の写真をデジカメかスマホで撮るか、プリンタのスキャン機能を使ってPDFやJPGにするといいでしょう。また、100均でも売上台帳を売っているので手間でなければ売上台帳を購入してきて手書きで内容を書いてもOKです。売上台帳に書くフォーマットは、以下の内容が入っていれば十分です。売上台帳に書く内容は、あくまでも※売上台帳には、わかりやすいように会社名を記載します。個人事業主やフリーランスの場合は、屋号もしくは氏名を書いておきましょう。政府の持続化給付金の申請の注意事項には0円の場合を書いていないのですが、売上台帳は必ずアップロードしなくてはならないので、売上台帳に期間(対象月)と会社名などの情報を記入し売上0円と記入した売上台帳を作成してください。例:売上0円の場合シンプルで使いやすい売上台帳のテンプレートを4種類紹介します。持続化給付金申請に使用する売上台帳(家賃支援給付金も同じ)は、最低限売上の状況、期間(該当月)、会社名などがかかれていれば問題ありません。以下のエクセルテンプレートをダウンロードして、数値を入力することで持続化給付金申請用の売上台帳を作成できます。また、手書きで売上台帳を作成したい場合には、PDFファイル版があるので印刷して手書きで数値を記入してください。シンプルな売上台帳のテンプレートです。日付、取引先、内容、数量、単価、金額などを記入していきます。特に取引先が不要という場合は、空欄にしておいても大丈夫です。名称欄には、会社名や事業者名、屋号がない場合は氏名を記入します。シンプルな売上台帳テンプレートですが、伝票を記入する欄と消費税を入力する欄があるタイプです。伝票を発行している場合は、こちらの売上台帳の方が後でわかりやすいでしょう。名称欄には、会社名や事業者名、屋号がない場合は氏名を記入します。会社などで請求書を使ったやりとりをする場合の売上台帳です。請求書Noでどの請求書での取引か管理することができます。A4横形式の売上台帳テンプレートです。項目を多く記入して売上を細かく管理したい場合に使用できます。Microsoftのエクセルがないという人のために、googleアカウントがあれば無料で使えるgoogleスプレッドシート版の売上台帳テンプレートを作成しました。内容は、A4縦形式の01版と同じです。※ 下記リンクは閲覧のみで直接編集はできませんので、表示後に「ファイル→コピー作成」で自分用のコピーを作ってから編集してください。売上台帳は、一定期間の売上の明細を記録するための帳簿です。新型コロナで売上が減ってしまった事業者が、持続化給付金や家賃支援給付金を申請するときに必要なのでテンプレートを利用して申請用の資料を作成してください。手書きで提出する場合は、PDFファイル版をダウンロードして該当月の売上を手書きで記入するといいでしょう。Twitterでフォローしよう2019 ビズルート All Rights Reserved.